こんにちわ~。
前回に続いて私の変形性股関節症について書きますね。
読者の皆さんの中にはこの病気についてよくご存じない方もあるかもしれませんので、私が医療機関を受診し、5人の整形外科医から受けた説明や治療、それらに対する当時の私の疑問を記事にしてみます。
すべての医師が以下の考え方をしているとは限りません。
ですが、ネット上の情報を見る限り現在でもなお、大多数が依然として私が受けた説明と大きく変化していないという印象です。
あるいは皆さんの中には医師の説明・治療がぴったり当てはまっている方もいるかもしれません。
その場合はそのお医者様と一緒に回復への道を歩んでくださいね、応援しています。
お医者様の説明・治療で痛みに改善が見られない方は、このブログ記事で一患者の私の体験を書きますから少しでもお役に立てれば嬉しいです。
変形性股関節症
- 5人の医師から私が受けた説明
股関節は球関節です。
骨盤側のお椀のような臼蓋部分が受け皿となり大腿骨頭をすっぽり包むため股関節は様々な動きができます。
でも変形性股関節症では関節軟骨がすり減り、周囲の骨の変形・破壊・炎症が起きて疼痛や運動障害を誘発、日常生活動作に困難をきたす進行性の疾患です。
前期・初期・進行期・末期に分かれており、私が病院受診した30代発症時は左の変形性股関節症の初期と診断されました。
別の機会にブログ記事にしますが20年に渡る病歴の後半は右股関節痛が激化しました。
このことは何を意味するのでしょうか。
当時の医師は
「左をかばったから右が痛くなったのでしょう」と。
私の頭の中に
「え?じゃぁ、左股関節の減った骨は治ったの?」
という素朴な疑問が湧きました。
- 受けた治療
ホットパックと呼ばれる温かくしたこんにゃくのようなものを主訴患部に当て患部を温める。
消炎鎮痛の湿布。
痛み止めの飲み薬。
温めると血流がよくなるのか、ホットパック、入浴、カイロは少し効果がありました。
湿布と痛み止めは効きませんでした。
- 指示された運動メニュー
スクワット
左右の膝をゴムで縛り膝を左右に広げる。
仰臥位(仰向け)で片脚ずつ垂直に上げる。
側臥位(横向き)で片脚ずつ上げる。
ウォーキングまたは水中ウォーキング
どの運動もやればやるほど明らかに痛みが増強されたためできずにいました。
- 私の疑問
骨の変形が問題なら、温めたら骨が変形しなくなるのでしょうか。
骨の変形が問題なら、消炎鎮痛剤よりも骨を作るカルシウム剤が必要なのではないのでしょうか。消炎鎮痛剤を服薬しても痛みに変化はありませんでした。
ホットパックをして温める治療と消炎鎮痛の冷湿布は反対の作用ではないのでしょうか。
長時間の座位の後、立ち上がる時に左股関節前面に痛みを発症していたのですが、初期段階では常時痛みがあるわけではなく、骨の変形が問題なら、なぜ常時痛みが出ないのでしょうか。
骨の変形が問題ならなぜ痛む部位が移動するのでしょうか。股関節前面が痛いときや側面が痛いときが不規則に起こりました。
先天的な骨の問題であるなら、柔軟な関節が必要となる馬術を長年人一倍楽しめたのはなぜでしょうか。
股関節臼蓋形成不全
- 医師から受けた説明
骨盤下部外側にある寛骨臼または大腿骨頭の発育異常によりうまく大腿骨頭が収まらず、股関節が緩み、骨及び関節の異常を引き起こす病気です。
レントゲン写真にあるようにCE角度が浅いので大腿骨頭が安定しません。
- 受けた指示
股関節に負担がかからないように安静にする。
骨がつぶれないよう歩行時は杖を使う。
体重を増やさない。
- 私の疑問
先天性だとしたらなぜ発症までは何の違和感もなく生活できたのでしょうか。
2018年から2019年にかけて1年ほどで、ダイエットをしていないのにも関わらず、体重が30キロ台後半まで18キロ減少した一方、痛みは激化、このことはどう説明できるのでしょうか。
先天性股関節脱臼
赤ん坊だったため私には痛みや運動時の不自由さの記憶は一切ありませんが、親からリューメンビューゲルという装具を付けて改善したように聞いたことがあります。
股関節が出生時すでに脱臼していたか、周産期の姿勢異常によって臼蓋形成不全などが伴う亜脱臼状態や後天的に脱臼しうる状態にある症状の総称で私もそうであった可能性が高い、とのことでした。
現在は先天性でなくても股関節脱臼発症の可能性があり発育性股関節形成不全と言われます。
引用元:Wikipedia
当時の医師の診断や説明を私は頭ごなしに批判するつもりはありません。
その説明が該当する患者さんがいるかもしれないからです。
でも、私には当てはまりませんでした。
そして私の抱いた疑問、おかしいでしょうか?
長くなりましたので次に続きますね。
最後までお読みくださりどうもありがとうございました!
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